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4/18, 5/16, 6/6 ぼくのイタリア映画史 (4)

  • yasujihp
  • 4月13日
  • 読了時間: 2分


あっという間に4月になりました。新学期ですね。朝日カルチャセンターの立川サテライトでは「ぼくのイタリア映画史」の4回目が始まります。戦後のイタリア映画の中で、ぼくが気になっている映画についてお話ししたいと思います。


以下、講座の案内文です。

3回にわたる連続講座でイタリア映画の歴史を少しずつふりかえってゆきます。今回はイタリアの戦後を描いた3人の監督の名作をとりあげ、それぞれの作品の成立背景やその意図などをご紹介しながら、その魅力にせまってみようと思います。


【第1回 4/18  シチリアのルキノ・ヴィスコンティ】

『揺れる大地』(1948年)

 ヴェルガの『マラヴォッリャ家の人々』の映画化をめざしていたヴィスコンティが、戦後、なんとか資金を得てシチリアロケによってその夢を実現します。話される言葉はすべてカターニャ方言。イタリア上映のときは字幕がついたといいます。助監督には若きフランチェスコ・ロージとフランコ・ゼフィレッリ。後に大監督となるふたりの協力のもと、本物の漁民たちをカメラの前に立たせて撮影した本作から、やがて敗北の美学として結実するヴィスコンティの作家性を読み解いてみようと思います。


【第2回 5/16 ピエトロ・ジェルミが描く戦後のドラマ】

『越境者』(1950年)

 閉山となったシチリアの炭鉱労働者たちが、希望の国フランスに向ってイタリアを北上する物語。ヴィスコンティが構想していた炭鉱労働者の姿を描きだすのはピエトロ・ジェルミ。その後『鉄道員』(1956)や『刑事』(1959)で国際的に評価されるジェルミが、リアリズムに独自の男気あふれるドラマを織り込みながら語る物語。脚本にはフェデリコ・フェリーニの名前もみられ、残すべき100本の映画に選出されている作品を、ご一緒に考えてみようと思います。


【第3回 6/6 ヴィットリオ・デ・シーカの父に捧げる物語】

『ウンベルトD』(1952年)

 映画的なドラマを廃したシンプルな演出。主演のカルロ・バッティスティは言語学者で演技経験なし。家政婦のマリア・ピア・カシリオも同じく素人。そして見事な演技をみせるのが愛犬のフライク。「ウンベルト」というのは、ヴィットリオ・デ・シーカの父親の名前でもあるという。原案・脚本はチェーザレ・ザヴァッティーニ。デ・シーカとは、すでに『子供たちは見ている』(1943)のころから協力関係にあり、ふたりの代表作には『靴みがき』(1946)や『自転車泥棒』(1948)などがある。


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