7/25 イタリアンホラーの源流
- yasujihp
- 7月5日
- 読了時間: 2分

7月の朝日カルチャーセンター新宿では、納涼イタリアンホラー映画をやろうということで、マーリオ・バーヴァについてお話します。
ホラーの界隈では恐怖のマエストロとして大変有名ですね。ぼくは昨年、半年かけてバーヴァの話をしました。作品と来歴を追いかけると、戦前から戦後にかけてのイタリア映画史がより立体的に浮かび上がってくるではありませんか。なにしろ父のエウジェニオ・バーヴァはサイレント時代からの映画撮影技師であり特集効果の第一人者だったというのです。マリオの息子ランベルトもホラーを撮っていますから、じつに一家代々が映画作りにかかわってきた。そしてバーヴァの作り出す映画は、時代の恐怖の鏡となっている。
そうなのです。恐怖は時代によって姿を変えてゆくのです。今回は、マリオ・バーヴァの作品を紹介しながら、イタリアンホラーの源流をさぐってみようと思います。
イタリア映画の知れざるマエストロ、マリオ・バーヴァ(1914-1980)をご紹介します。「ホラー映画の巨匠」として、ティム・バートン、マーティン・スコセッシ、デイッド・リンチやギレルモ・デル・トロなど、世界中の映画人に影響を与えてきた巨匠ですが、その作品はただ怖いだけありません。そこにはあっと驚くような工夫があり、独特の美学に貫かれながら、間の魂に潜む闇を描き出してゆく。僕たちの生きる社会への、アイロニカルな眼差しこそがバーヴァの魅力なのです。この講座では、そんなマリオ・バーヴァの歩んできた道を、イタリア映画史になかに位置付けながら、イタリアンホラーの源流をさぐってみようと思います。(講師・記)
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