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12/17 『十字架の男』

  • yasujihp
  • 7 時間前
  • 読了時間: 1分
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17日(水)は立川の朝日カルチャーセンターで「ぼくのイタリア映画史(2)」の3回目絵です。十月から初めて、毎月一回のペースでぼくなりのイタリア映画の流れを語ろうという企画ですが、今学期はカメリーニの『殿方は嘘つき』(1932)、ブラゼッティの『雲の中の散歩』(1942)と続けてきました。今回取り上げるのはロッセリーニの、いわゆる「プロパガンダ映画」のひとつ言われる『十字架の男』(1943)です。


それにしてもプロパガンダ映画ってなんなのか。それを考えるのにも、ロッセリーニのその後の展開を考えるのにも、『十字架の男』は絶好の作品だと思うわけです。


ご関心のある方はぜひ。3回目だけでも受け付けてもらえるはずです。お問い合わせください。


第3回 12/17 ロッセリーニのプロパガンダ映画

『十字架の男』(1943)

戦後に『無防備年ローマ』を発表して世界を驚かせたロベルト・ロッセリーニですが、戦中には戦争三部作とよばれる作品を発表しています。まずは『白い船』(1941)、次に『ギリシャからの帰還』(1942)、そして最後がこの『十字架の男』です。ファシスト政権下で軍部の協力を得て撮影されたいわゆる「プロパガンダ映画」なのですが、実際はどんな内容だったのか。ロッセリーニの戦後の作品につながってゆくテーマを読み取ってゆこうと思います。


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