横浜の朝日カルチャーセンターで続けている「懐かしの俳優たち」も、今回で6回目。これまではロッロブリージダ、カルディナーレ、マンガノ、マニャーニ、ローレンという名女優を取り上げてきましたが、今回は9月28日でちょうど生誕100年となるマルチェッロ・マストロヤンニについてお話しします。
マストロヤンニはいつ観てもマストロヤンニ。それでも映画が変われば映画に合わせ、いつも飄々として、演技を楽しんでみせる。それでいて気骨のある作品にも出演、イタリア映画どころか、ヨーロッパの映画界を代表する名優といってもよいかもしれません。
今回はそんなマストロヤンニの知られざる魅力を、を2回に分けてお話しします。
以下、カルチャーの紹介文です。
今年で生誕100年となるマルチェッロ・マストロヤンニ(1924 - 1996)を取り上げます。日本ではフェデリコ・フェリーニとの『甘い生活』や『8½』、あるいはソフィア・ローレンと共演した『昨日・今日・明日』や『ひまわり』などの作品で知られる映画俳優ですが、そもそもはヴィスコンティに見出されて、シェークスピアやテネシー・ウィリアムズなどの舞台からキャリアをスタートさせた演劇の人であり、亡くなる直前も、病気を押しての舞台に立ち続けました。この講座では、生涯140本を超える出演映画を振り返り、知られざる名作をご紹介しながら、イタリア映画の黄金時代のアイコンとなった名優の魅力をさぐります。(講師・記)
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