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5/24 フェリーニと映画の魅力(1)

  • yasujihp
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

 朝カル新宿ではずっとヴィスコンティの話をしてきたのですが、今回からはフェリーニを話します。フェデリコ・フェリーニは人物としても面白いし、その映画もおもしろい。というのもその人物とその映画がいつのまにやら相互に影響しあっていて、映画が人を描くのか、人が映画を描くのかわからなくなってくるところがおもろいのです。

 だから今回の講座は「フェリーリ "の" 映画の魅力」ではなくて、あえて「フェリーニ ”と" 映画の魅力」としてみました。さてどんなお話になりますやら。以下、釣書でございます。

この講座ではイタリアを代表する映画監督フェデリコ・フェリーニ(1920-1993)の魅力を掘り下げます。フェリーニといえばその独特のスタイルが世界的に高く評価されています。米国のアカデミー賞では、『道』、『カビリアの夜』、『8½』、『アマルコルド』の4作品が最優秀外国語映画賞を受賞(とりの映画監督としては歴代最多の受賞回数とのこと)、さらにフランスのカンヌ映画作で『甘い生活』がパルムドールに輝き、モスクワ国際映画祭でも『8½』と『インテルヴィスタ』に最優秀作品賞が贈られています。
 そんな輝かしい経歴を残したフェリーニは、アドリア海に面した夏のリゾート地リミニに生まれます。行商人の父とローマから嫁いできた母のもとに生まれたフェデリコ少年は、いつしかルビコン川を渡ってローマに入ることを夢見るようになります。そし状況。ローマで生活ができるようになったころ、あの戦争が始まるのです。第一回目はフェリーニの世界のイントロダクション。まずはその映画世界を概観し、フェリーニ自身の映像を振り返りながら、映画の世界に出会うまでをご紹介します。(講師記)

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