8/20 ぼくのイタリア映画史(1)
- yasujihp
- 8月16日
- 読了時間: 2分

暑いですね。みなさん元気してますか?夏バテしてませんか?
さて、来週から朝日カルチャーセンター立川で連続セミナーが始まります。題して「ぼくのイタリア映画史」。「ぼくの」と掲げたように、そんなにお堅い話ではありません。きっかけはあくまでも「ぼく」。イタリア語を教えながら、ときどき映画の話をさせてもらってきたのですが、その「ぼく」が「イタリア映画ってどこから始まったんだろう」と思ったというわけです。
こうしてぼくが映画とイタリアの歴史を遡ってみました。なにしろ最近では、初期の映画はかなり簡単にネットで鑑賞することができます。そうやっていろいろな作品を見てみると、へえそうなんだ、そういうことだったのか、などと驚くことがしばしば。
そんな気づきや驚きやを、具体的な作品を通して、少しずつお話しさせてもらえればと思ったのがセミナーの趣旨です。普段なら見ることがない初期の映像をみながら、イタリアやヨーロッパの歴史に思いを馳せ、ああ映像文化というのは、こんなふうに生まれてきたのねと感じていただければ幸いです。
以下、セミナーの内容です。
3回にわたる連続講座でイタリア映画の歴史をふりかえります。イタリア映画史は1905年のサイレント映画『ローマ占領』の上映から始まり、世界を驚かせた傑作『カビリア』(1914)のころに最初の黄金時代を迎えます。そのあたりのことを調べてみると「そうだったのか!」とか「知らなかった!」という驚きが次々と出てくるではありませんか。そんな時代とイタリア映画の魅力についてお話しできればと思います。
第1回 8/20 最初のイタリア映画 『ローマ占領 Presa di Roma』(1905年)
第2回 9/3 ダヌンツィオの叙事詩 『カビリア Cabiria 』(1914年)
第3回 9/17 トーキー時代の歴史巨編 『1860』(1934年)
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