立川でお話ししている「イタリア映画を聴く」は、ニーノ・ロータの2回目です。モリコーネのときもそうでしたが、知れば知るほど音楽の世界は深くて面白い。年末には、ニーノ・ロータについては、年末にオペラの公演も予定されています。
さて、今回は何を話しましょうか。前回は、まだフェリーニとの出会いにまで至りませんでしたから、今回はやはりフェリーニ?いやそれともヴィスコンティ?う〜ん、どうなることやら。乞うご期待 (^^)/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回も、ニーノ・ロータ(1911 - 1979)の映画音楽についてお話しします。ミラノで生まれたロータは、幼い頃からモーツァルトの再来と言われるほどの天才ぶりを発揮、やがてローマに転居してイタリアの現代音楽を代表する師に学び、アメリカ留学を経て、初期のトーキー映画『庶民の列車』(1933)に音楽をつけます。しかし、本業はあくまでも音楽家。交響曲やオペラを発表しながら、バーリの音楽院で教職につくのですが、映画界はその才能を放っておきません。
こうして戦前から映画のための音楽を書き始めたロータは、戦後ますます活況を呈するイタリア映画界で、フェリーニやヴィスコンティなどの名匠と出会うと、それなしでは作品が成立しないような美しい旋律をものにしていきます。そんな数々の名作から、代表的な何本かをご紹介しながら、ニーノ・ロータの魅力を探ってみようと思います。(講師記)
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朝日カルチャーセンター立川教室 日程:2022/11/26
曜日・時間:土曜 15:30~17:00
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