新宿の朝日カルチャーセンターでは、これまで七回にわたってルキノ・ヴィスコンティをとりあげてきました。とはいっても、取りこぼしてきた作品は、もっと深く掘ってみたい作品がまだまだあります。そこで、今年度からは、一本の作品をとりあげて、その時代背景、作品の背後にある文学や歴史的事件、そして思想などを考えてみます。
以下、紹介文を引用しておきます。
『ルートヴィヒ』(1972)
この講座ではルキーノ・ヴィスコンティの映画をひとつとりあげ、歴史的な出来事や文学作品との関係など、作品の背後にあるものを掘り下げてゆきます。
今回は、その代表作である『ルートヴィヒ』(1972)。バイエルン王ルートヴィヒ2世の即位から死までを描くこの歴史巨編は、いったいどんな時代のどんな人々を描いているのか。それはヴィスコンティにとって、どんな意味を持ったのか。そして、わたしたちに何を語りかけているのか。ご一緒に考えてみたいと思います。 (講師記)
朝日カルチャーセンター新宿、お申し込みはこちらから。
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